「科学」の持つ魅力にとり憑かれ、人生を狂わされた科学者たちの闇の事件簿―。輝かしい科学史の闇に埋もれた事件に光をあてる、新しい知的エンターテインメント番組。
今回の舞台は今から150年前のアメリカ。首長竜の化石をきっかけに激しく争った2人の科学者がいた。
古生物学を飛躍的に発展させたオスニエル・マーシュとエドワード・コープ。トリケラトプスやステゴサウルス、ブロントサウルスなど、スター級の恐竜の化石を次々と発見・命名。科学界のみならず大衆を熱狂させたその影で、彼らは賄賂や盗みなどあらゆる手段で発見の名誉を競っていた。
古生物学界に今なお悪影響を及ぼし続けているという、「化石戦争」の真実に迫る。